北沢青色申告会

平成25年度バス旅行

 今年で12回目の青年部バス旅行は「大田市場」「JAL羽田空港整備工場」「 池袋防災館」の3カ所に行ってまいりました。
 今年も、例年通り雨が降ったりやんだり(なぜか毎年天候に恵まれないのです !)でしたが、外を歩くときには曇りで日差しがなく過ごしやすい1日でした。
 大田市場ではコンピュータによるセリの様子を見学しました。まるでオークシ
ョン会場のようで、従来のセリ人による市場のイメージとは違い、時代の変化を実感しました。
 市場を後にし、次にJAL羽田空港整備工場へ向かいました。最初にJALの航空機の資料室で実寸大の操縦室の模型や制服姿での撮影など、普段目にできない場所を体験でき、皆さん大変楽しまれたようです。その後、航空教室で飛行機が飛ぶ仕組みなどを勉強し、整備工場へ移動して、飛行機の整備についてユーモアを交え丁寧に説明していただき、素晴らしいひと時でした。また、受付の方から案内して頂いた社員の方までとても親切でまた来たいと思いました。
 最後に池袋防災館にて、防災のビデオ、煙体験、消火体験、地震体験の4つの体験をしました。いつ災害に遭うかわからないので貴重な体験ができ、災害に遭 った際にどのように行動するかをしっかりと決めておくことが大切だということを学びました。
今後に生かせたらいいなと思います。
 今回の移動は厳しい時間設定でしたが、参加者の皆さまのご協力でスムーズな移動ができました。この場をお借りして、お礼を申し上げます。
 今後も引き続き皆さまにお楽しみいただける内容を企画してまいりますのでよろしくお願いいたします。
 
  なお、防災館にて学んだ内容を簡単ですがおまとめしました。

防災のポイント

消火器の取り扱い

 ピンを抜く、ホースを向ける、レバーを押すの順番を守って下さい。また、持ち運びの際はレバーの手で握りこむ下側を持ってください。上のレバーを持って持ち運びをすると、ピンに負荷がかかって抜けなくなることがあります。また、ホースを向ける先は炎に向けて噴射しても効果がありません。火元へ向けてください。噴射時間は約30秒です。ご自身で消火活動を行える火の大きさは天井に届くまでです。天井へ火が回ってしまった場合はすぐに避難をしてください。
 

煙について

  火災で亡くなるケースは、一酸化炭素など有害な煙を吸い込み、意識が無くなって動けなくなることがほとんどです。また、火災により煙が非常に熱くなっており、吸い込むと喉や肺にやけどを負ってしまう場合もあります。まずは煙や灰を吸い込まないように、ハンカチなどで口、鼻をおさえるようにしてください。また、煙は最初に上へ向かいます。その後下へ降りてきますので、姿勢を低くして避難するようにしてください。ご自宅であれば避難経路もお分かりになるでしょうが、外出先のビルなどで火災に遭った際は、電気が消えて、建物内が暗闇になってしまいます。誘導灯(緑色の非常口への誘導)はしばらく点灯しておりますので、まずは誘導灯を探してください。
 また、煙の経路を絶つために、部屋を出る際は、残っている人がいないことを確認した後に、ドアを閉めるようにしてください。
 

地震について

  お昼時、料理中に地震が発生した時はまず何をしますか?よく、ガスの元栓を閉めるということを聞きますが、まずはご自身の身の安全を確保するようにしてください。都市ガスなどでは、現在マイコンメーターが設置されており、強い地震を検知した場合、自動的にガスを止める仕組みとなっております。
 料理中ではお湯や、油などを使っていることが多いので、ガスの元栓を閉めようとしてやけどを負ってしまう危険があります。